糟屋郡の墓地から宗像の霊園へ。縁(えにし)の文字と綺麗な桜が刻まれた、永代供養の共同墓を移設しました

こんにちは^^ 福岡県一円で、お墓のお仕事をさせていただいています、平尾石材店の寺田公平と申します。糟屋郡の墓地から宗像の霊園様へ、共同墓を移設させていただきましたので、その様子をご紹介いたします!

移設前後のお写真

 

今回は、以前にご相談をいただいて糟屋郡に共同墓を建てさせていただいた協会様からご連絡をいただきました。諸事情があり、共同墓を糟屋郡の墓地から他の霊園さんへ移設したいとのことでした。それぞれの霊園のきまりなどを確認した結果、ご希望に合った霊園が宗像市の方にありましたので、そちらへの移設となりました。

 

こちらは移設前のお写真です。糟屋郡の霊園に当店で建てさせていただいた共同墓です。

 

協会様のお名前に由来する「縁」という一文字を彫られた共同墓です。こちらのお墓を宗像市の霊園さんの方へ移設いたします。

 

こちらが移設先の宗像市にある宗像ルンビニー墓苑さんです。こちらは、全400区画という中規模の霊園さんですが、宗像の街を一望できる高台に墓地があって、とてもきれいに整備されています。JR東郷、東福間の2駅からお車で3分程度とアクセスもしやすく、緑に囲まれたとてもよい環境にあります。

 

移設する予定の墓地がこちらです。糟屋郡の墓地からお墓をすべて取り外し、こちらの新しい墓地の広さに合わせて調整して、移設・据え直しをしました。

 

移設が完了しました!

移設先の墓地の広さに合わせて、お参り部分を新たに設けました。もともとあった納骨室部分の化粧ブロックは再利用できないので、今回新しく作り直しています。そのほかの部分はできる限りもともとの石を移設しています。

 

この機会に、協会のみなさんに喜んでいただけるよう、お花立て、お香立てを新しく設けました。お墓がよく見えるよう、上台石を一段追加しています。

 

香炉は屋根つきのシンプルなものですが、お墓のかたちに合わせたデザインにしました。香炉の背中はあえて抜いています。こうした方が熱がこもらず、香炉も割れにくくなり長持ちします。

 

納骨室の扉部分です。きれいな花の彫刻を入れています。こちらは糟屋郡の墓地に建てさせていただいたときのままで4年ほど経っていますが、全く劣化もしておらず、とても鮮やかな色のままでした! お花の着色部分は専門の技術の方にお願いして、エアブラシで鮮やかな色を入れていただいたもので、耐久性の高い塗料を使っているのでこのように長持ちしています。

 

納骨室の中に湿気がたまらないようにするための換気口です。ブロックの真ん中に穴を開けてつけています。

 

作業を終えて・・・


共同墓をご利用の方も何名かご一緒いただいて、ご納骨式を執り行いました。移設前は、移設する区画の周りのお墓が大きくて立派なお墓ばかりなので見劣りしないか心配されていましたが、爽やかで明るい印象ながらも、周りのお墓に調和した風格もある立派な共同墓になり、協会の皆様にも喜んでいただけました。

今回は、移設先の霊園さんにも色々とご協力いただいて、大変お世話になりました。諸事情によりどうしてもお墓の引越しをしなければいけなくなったのですが、こちらの霊園さんに相談したところ、快く引き受けてくださいました。協会の皆様も、これから安心してお参りすることができて、喜んでいらっしゃると思います。改めて、お礼申し上げます。