24年前に生前建墓されたお墓のお墓じまい・解体撤去作業を行いました。福岡市営西部霊園17区にて

こんにちは! 福岡県一円で、お墓のお仕事をさせていただいています、平尾石材店の寺田公平です。福岡市営西部霊園17区にて、24年前に生前建墓されたお墓のお墓じまい・解体撤去作業を行いました。その際の様子をご紹介いたします^^

施工前後のお写真

 

ご相談いただいた経緯と状況

当店のホームページをご覧くださったお客様より、お電話にて「今、お墓じまいを検討しているのですが、見積もりは無料ですか?」というお電話をいただきました。(※もちろんお見積りは無料です^^)

お話を伺うと、24年前に福岡市営西部霊園に建てられたお墓ですが、まだ仏様が入っていない状態とのこと。さまざまなご事情があり、この度お墓じまいを考えていらっしゃるとのことでした。まずは見積りをさせていただくために、区画番号とお墓の場所をお伺いし、現地へ確認へ行って参りました。

 

お客様のお墓があるのは福岡市西区にある西部霊園の17区。高台にあり、とても眺めの良い場所です。

 

こちらがお客様のお墓です。お墓を拝見すると、返還を検討されているということもあり、雑草が生えてきてしまっているなど、お墓参りは頻繁にされている様子はありませんでした。

 

こちらは石塔の裏面のお写真です。本当にこのお墓で間違いないのか、という確認をお客様にしていただけますよう、お見積りの時にいつも撮影させていただきます。

お見積り内容をお客様へお伝えしたところ、正式にご依頼いただきましたので、早速作業に入ります!

 

工事の様子

石塔を取り外し、納骨室の天井部分を取り除いたところのお写真です。上の矢印は、お墓の一番下の台座の石があった部分です。手前の矢印は、納骨室の天井が接着していた部分です。他店で建てられたお墓ですので、どのように建てられているのか、よくよく確認しながら、スムーズに作業ができますよう考え、1つ1つの作業を進めていきます。

 

24年前に建てられたお墓であることもあり、現在のお墓づくりの際に使用される耐震金具や耐震ボンドのようなものは使用されていませんでした。今とは違いセメント中心にお墓が組んであったり、また、納骨室の内側は磨き仕上げがされていないことも分かりました。(現在は建ってしまっても見えなくなる内部も磨き仕上げがされるところがほとんどだと思います。私がお墓仕事を始めた当初にもこのようなお墓はよく見られ、懐かしいなぁ、と思いました^^)

 

石塔や納骨室の壁面などを取り外し、ここまでお墓の解体が進みました。この後、地面に埋まっている基礎部分のコンクリートを掘削して小さく割りながら、全て運び出していきます。

 

工事完了です

コンクリートを全て運び出し、真砂土を入れ直して、お墓じまいが完了です。お客様のご要望で、現地での確認ではなくお写真を郵送させていただき、ご報告とさせていただきました。

 

お墓じまいを終えて・・・

最近、ご相談いただく際に「他でも見積りをしているんですが」というお言葉をよくいただきます。お墓づくりやお墓じまいなど、決して安価なものではありませんので、相見積は当然だと思います。そんな中、当店を選んでご相談いただき、そして施工もお任せいただけるということは、大変光栄で、嬉しいものです!

今後も、お客様ひとりひとりに合わせた細やかなご対応を心がけ、「平尾石材店さんに任せて良かったよ!」と言っていただけるような施工・ご提案を続けていきたいです。