宗像市のお寺様に、本堂・門徒会館の記念碑が完成。立派な伊予の青石の台石、黒御影石に銀箔文字仕上げ
こんにちは! 福岡県一円で、お墓のお仕事をさせていただいています、平尾石材店の寺田公平と申します^^ 今回は、宗像市のお寺様に、黒御影石に銀箔文字仕上げの本堂・門徒会館の記念碑が完成しましたので、ご紹介させていただきます。
完成した本堂・門徒会館の記念碑
まずは完成したお写真から。
黒御影に銀箔文字が映えて、シンプルながらも華やかな仕上がりの、とても分かりやすい記念碑が完成しました。
ご状況とご要望
今回は、いつも当社がお世話になっている宗像にあるお寺様からお声かけ頂きました。お寺の敷地が広いので、信徒様や訪れた方が本堂や門徒会館へ行かれる際に戸惑わないように、というご住職のお心遣いから、こういったかたちの記念碑を建てることになりました。こちらが記念碑を建てるご希望の場所です。たいへん立派な伊予の青石を据えられた石庭風の空間です。場所の選定もお任せいただいたので、わかりやすさ・設置場所の強度面なども考えて、いくつか場所を検討した結果、ここがちょうど本堂と寺務所の分岐のところにあり、ご住職様もここに石碑があると分かりやすいとご納得してくださいましたので、この場所に決定です!
立派な青石は見た目の美しさや重厚感だけでなく、強度も十分で水平に置かれていましたので、今回の記念碑を設置するには最適でした。
工事の様子
さっそく工事に入ります!
お寺の敷地や通路も広いので、トラックを直接横付けして作業することができました。
インド産の黒御影石で大きな石材だったので、慎重に二つのベルトでしっかり固定し、据え付けました。最後はご住職様が立ち会ってくださり、設置場所の微調整をします。下の水平な青石に合わせて、水平に注意しながら接着していきます。
記念碑が完成しました
完成です!
このデザインは打ち合わせを重ねて決まったもので、文字は大きく分かりやすくし、真宗の紋「下がり藤」を入れています。美しい黒御影に銀箔文字が映えて、シンプルな中にも華やかで気品ある雰囲気に仕上がりました。これで、訪れた方が広いお寺の中でも戸惑われることなく、目的の場所まで難なく向かうことができるようになったと思います。
記念碑の裏面です。こちらは、内容も文字もご住職が準備してくださった原稿をもとに作っています。お寺を訪れて、帰る方に見てもらいたいメッセージだそうです。
来られた方には戸惑わずに行きたいところへいけるように、帰る方には何か心に残るように。ご住職のあたたかいお心遣いがうれしいですね。
こちらは記念碑前のお庭です。ご住職様は昔からお庭造りに興味をもたれていてとても詳しく、このように素敵なお庭でお寺を訪れる方や信徒様をもてなしていらっしゃいます。
記念碑づくりを終えて
今回、この記念碑を建てさせていただいたことが、少しでもご住職のお心遣いのお役に立てれば幸いです。このたびは、当社へお声かけくださり本当にありがとうございました。今後も、ご住職や信徒様のためになるようなお手伝いができればと思っております。
平尾石材店 店長 寺田公平